MRI認定試験過去問解説 第5回-26【医療機器安全管理責任者】

医療機器安全管理責任者に関しての問題です。

今回の解説はとても短いです。

目次

問題

医療機器安全管理責任者の業務として正しいものを解答して下さい。

a. 従業者に対する医療機器の安全使用のための研修の実施。
b. 医療機器の添付文書等の管理。
c. 患者に対する医療機器の安全性の説明。
d. 保守点検計画の策定と保守点検の適切な実施。
e. 医療機器安全使用のための情報収集、改善方策の実施。

解答

a,d,e

解説

医療機器安全管理責任者とは

医療機器を安全に使用するために存在します。

業務は

  1. 従業者に対する医療機器の安全使用のための研修の実施
  2. 医療機器の保守点検に関する計画の策定及び保守点検の適切な実施
  3. 医療機器の安全使用のために必要となる情報の収集その他の医療機器の安全使用を目的とした改善のための方策の実施

 

医療機器安全管理責任者になるには

医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、歯科衛生士、診療放射線技師、臨床検査技師又、臨床工学技士の有資格者

しかし非常勤職員管理者は医療機器安全管理責任者になれません。

 

保守点検が必要と考えられる医療機器

  1. 人工心肺装置及び補助循環装置
  2. 人工呼吸器
  3. 血液浄化装置
  4. 除細動装置(自動体外式除細動器(AED)を除く)
  5. 閉鎖式保育器
  6. CTエックス線装置(医用 X 線 CT 装置)
  7. 診療用高エネルギー放射線発生装置(直線加速器等)
  8. 診療用粒子線照射装置
  9. 診療用放射線照射装置(ガンマナイフ等)
  10. 磁気共鳴画像診断装置(MRI 装置)

 

 

まとめ

医療機器安全管理責任者についてでしたが詳しくないためほぼ参考資料をもとに抜粋しました。

僕はMRI認定試験から初めてこの業務を知りましたが、保守点検が必要である機器の半数が放射線技師が使用するものであり知っておくべきことなのでしょう。

ただただ無知なのかもしれませんが認定試験のおかげで技師業務以外の知識も増えるので認定試験は受けなくても自分のためになりますね。

試験本番でこのような問題がでたらしんどいですけどね。

ほぼ暗記問題のため自分の知識から応用をきかせて解くことは難しいですが、覚えるだけで点数を稼げるので触れた問題はなるべく覚えるに越したことはないでしょう。

参考書籍・文献

厚生労働省 – 医療機器に係る安全管理のための体制確保に係る運用上の留意点について

解答に関して、今まで培った知識や書籍・文献を参考に導出したもので、私の認識不足により間違っている可能性もございます。ご理解いただいた上でご参考ください。

MRI認定試験の合格を目指している方のお手伝いができればと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次